14時間1分31秒 464位。
これが今年の結果でした。この結果を一言でいえば4回目の俺のハセツネ2008
カタチ的には自己ベスト。ココロ的にはnot自己ベスト。
と総括することになります。
去年の俺のタイムとの比較。
タイム全体で去年より58分縮めています。タイムというカタチ、結果からするとよかったなと。
とくに第三CPまではほぼコンスタントにレースプランを上回る快走でした。
大ダワの時点では、今年が10時間09分に対し去年は11時間36分。1時間24分のアドバンテージでした。これなら13時間30分の目標タイムいけちゃうかも!と思ったのですが・・ところがこっから大失速。。
どれくらい大失速かというと、レースプランと今年の実績データと去年の実績データの通過タイムとラップタイムを比較してみるとよくわかります。
大岳から御岳山、御岳山ー日の出山、日の出山ーゴールの最後の3セクションでいずれも去年に負け。しかも日の出山とゴールまでの去年と比べて130%以上も悪いラップタイム。完敗です。
去年は最後の区間、とくに日の出山からゴールまで90分で駆け下りる事ができました。会心の追い込みというか粘りでした。だからレース直後にものすごい満足感があったのですが、今年はその最後の最後のセクションでの失速。
ここが、ココロ的にはnot自己ベストな点。
最後のセクションで「粘れなかったし失速した」のはなぜなんだろう?
ひとつは肉体的な運動能力が最後の最後で尽き果てたということでしょう。
第三CPの通過が11時間55分。12時間くらいであれば粘れるけどそっからいっきにがっくりくる・・持久力を積むトレーニングやる、距離は裏切らないを信じて、じりじりと粘れる時間を伸ばすしかないです。
もう一つは、古くさい話ですが根性かなあ。
2年前はレースにでれずに鞘口峠で観戦しました。そのときに感じたのはトップクラスの選手ほど呼吸音が激しく表情も厳しそうだったこと。逆を想像していただけに以外でした。そういえばツールドフランスやジロでもブエルタでもあれだけのトップアスリートでさえ、ヒルクライムの最後の最後はとんでもないつらそうな表情で突っ込んでくることがあります。
あれくらいのがんばりを10時間続けろというと、スンマセンって感じですが、最後のたった1時間くらいならばやれないもんだろうか?
ってのが今後のテーマになりそうです。
そのためには、トレーニングあるのみ!
にしても、こんなドMレースはもうでなきゃいいのですが、終わるたびになんか考えさせられる何かがあるんですよね。このレースには。
もともとはスノボーボードをかついでがしがしラッセルする体力をつけるのが目的でその手段としてトレイルランをはじめたことなんですが、手段が目的化してしまった典型例です。
どうしてこんなレースにはまってしまたのか・・トッホッホ・・と思いつつ、来年もたぶん懲りずに出るでしょう。
というわけでレース分析-装備編-につづく(予定)。