ガキの頃から今に至るまでなんだかんだで一番ながく読み続けてるのは宮沢賢治。
いまや子供にも読むから親子3代で読んでることに。
俺の親はどういう気持で俺に読んでたんだろう。
不思議なことに年齢と状況によってまったく違った印象をうけます。
ほんとうに多面的な人です。
先日は念願かなって生家の花巻や滞在したことのある小岩井農場にいくことができたが、そこで読む宮沢賢治もまた違った印象だった。
「永訣の朝」という代表作の詩は、賢治の最大の理解者、妹「とし子」が亡くなる日の朝に、残される賢治にすこしでも負担をかけまい、勇気づけようと病身の身で思いやる美しい詩です。
詩心がない自分ですが今日はこの詩を思い出して深く考えさせられる宮沢賢治に縁のある一日でした。
笠井さん R.I.P