「本当に何をやりたいかわからないと何もつかめない」。
村上龍がこんな趣旨のことをたぶん「愛と幻想のファシズム」で書いていたのですが、いまだに記憶にのこっています。いま見てみたら1987年の出版ですね。これを初版で読んだ当時、「それって俺のことじゃん」とグサリと刺ささったわけです。
何かを「新たに」はじめることは大好きだし、次々と何か新たにはじめる積み重ねで、はじめてしまったことが山ほどできることになります。でも結局、全部できっこないので中途半端に・・。要するにほんとに何をしたいのか?がしぼれてなかったってこと。
「いろいろやりたい→いろいろやろうとする→いろんなことを同時にやるなんて長続きしない→いろいろやるどころか全部が崩壊・・」。すべてをなんとかしようしたら、すべてが中途半端になる傾向があったように思います。
10月1日から会社ではいわゆる下半期の開始です。
職場では新たにリーダになる人とモツ鍋を食べにいっていろんな話をました。仕事ではやりたいことを考えてしぼって、それにむけて目標をちゃんと立ててPDCAをしている(でききれてるかは別だけど)わけです。
同様のことを
俺個人レベルでもやったらよいのでは?と思い立ち、自分の個人レベルでの下半期を考えてみました。
下半期に仕事と遊びでやりたいこと
仕事編5つ
- 自己コントロールのレベルアップ:早朝出社で早く退社。ダラダラ残らずに無理をしてでも早く会社を出る。勤務j間中はベストコンディションで仕事に挑む。睡眠不足はコンディショニングを一発で悪化させ、思考の集中力が切れるので、ちゃんと睡眠をとって食事をするのも仕事の内と思ってコントロールする。
- 毎日勉強:継続が力!ハードカバーは読む時間があまりとれそうにないかもしれないが、それでも新書中心に幅広く読書する。最低週2冊。ちょっとでもいいから続けること。英語をなんとかする。TOEICもちゃんと受けること!
- まとまった時間:日中は仕事や打ち合わせやメールがひっきりなしにきて逐次処理をしているとスケジュールがうまっていくし時間がどんどん削り取られていきます。その結果、油断すると細切れな時間しかとれなくなっていて細切れなことしかできなくなてる悪循環に陥ります。そこで、計画をたてて、まとまった時間を確保できるようにする。その時間でじっくり考えたり、みんなと話をしたり、リスペクトを前提とした率直なフィードバックをするようにする。自分自身もしっかり内省をする。
遊び編:
- 山ボード:行ったことのない山域にいくこと。総合力をつけること。登る、滑るだけじゃなくて、テント泊や雪洞泊してみたり雪の上で飯つくってみたり滑走目的じゃなくて本格的に冬山登ってみたりなど、山で遊ぶ幅を拡げる。そして総合力を身につける。
- クライミング:最低月2回は継続すること。5.10台はリードできるようなること。伊豆方面にも3回くらいはいっとく。
- RUN:月150kmはキープ。これまでみたいにLSD中心ではなくビルドアップや坂道ダッシュ、タイムトライアルなどのポイント練習を最低、週に1回は取り入れるてスピード力をつける。那覇マラソン(12月)には出場するとして、それ以外に東京マラソンが落選しても1-3月で一つはフルマラソンにでること。3時間40分くらいを狙うこと。
傾向としていろいろやりたがりな人なので、大事なのは、ほんとうにやりたいことは何か?の初心を忘れないようにして、それ以外の関係ない事を廃棄する、やらない、さけるか、っこと。いかにして本当にやりたいことに集中するか?がポイントです。
何かをはじめたら何かを捨てることが少なくとも俺には必要です。だから何かを捨てたり辞めたり、劣位順位をつけて「やめるリスト」つくる。
やめるリストを作って本質的じゃない事柄は定期的かつ計画的に廃棄して、ライフスタイルを常にシンプルに保てるようにしよう。
というわけで、下半期のキーワードは余計なこと、本質的じゃないことはガツガツは息してsmple life style.
さて、3月末にこれみたらどれくらいできてるか!?