雪まみれ日記

Night session

ナイトセッションが最近のお気に入り。

TT楽しいわ。ようやく乗り方がわかってきた。前にのることかなあ。one footで何度かのってたらだいぶつかめてきた。

■年末セッション

この翌日にpatagonia辻井さんと滑ったんだけどうまい人と滑るとモチベーションあがるわー。それにしてもこの日は雪が降っていてほんとに記憶に残るナイターだった。

 

■１末セッション

夜2030に馬着。2100から滑って2130の終了まで。翌朝は630のアーリーから滑って1000まで。我ながら年がいもなくよくやるわ。

 

 

 

Field Earth ＠大雪山黒岳

Field Earthの試乗をかねて大雪山黒岳へ。

今回のった板は、Feile Earth X3.

3Dシェイプの撮影をこころみたのですがわかるかな？

前足のあたりから前の部分が３Dシェイプになってコンケイブしています。

ここで雪をかきわけて浮く訳です。スタンスの間はフラット。

圧接でのるととてもかわった乗り味です。通常の板が4WDだとするとオートバイなイメージ。なれてくると楽しいー。

大雪山の黒岳に登ってすべってきました。

最高の景色です。

 

びっくりするパウダーでした。オープンバーンでも最高の乗り味です。とくに地形（沢とか）になるとくるくる回って楽しい。GentemstickのTTのような感じでリップでのかえりがすごく早いです。なれたらこれほんとに癖になりそう。

 

立山の雪崩のニュースをみて思い出したこと

 

バックカントリー。山にのぼってスノーボードですべっておりること。ほんとに楽しい。その楽しみのリターンは雪崩というリスクと表裏一体の関係にある。あらゆるバックカントリーの愛好家にとって雪崩とどうつきあうか？はさけては通れない。

 フィールドで、雪山で遊ぶということは膨大な意思決定を繰り返すということだ。

どこのピークにのぼるか？どのラインでのぼるか？どこで休憩するか？ピットをほるとしたらどこか？どの斜面を滑るか？地形の罠をどうさけるか？

いろいろな状況判断、意思決定、行動を繰り返して、一日の山遊びがおわる。

雪山で遊ぶ事とは膨大な意思決定を山ですることだ。

無意識にしろ意識的にしろ膨大な意思決定を繰り返して一日が終わる。

意思決定の質が高ければ無事に下山し最高の思い出がのこり、質がひくいとつまらない山行になる。最悪の場合は今回のニュースのような深刻な事態になる。

山滑りをはじめて数年した頃に、自分が山でおもなう意思決定があまりにも無自覚、無意識でノリでやってることに危機感をもち、ずいぶん前、2005年くらいだったろうか、泊まりがけの雪崩講習にいったことがある。

 

そこでは実に多くの知識と技術を習った。

気象、雪崩の発生のメカニズム、リスクとはなにか？風向き、地形、樹木の様子、雪の層構造,ビーコンのか使い方、ピットの掘り方・・。

知識はほんとに役に立つ。

知識があると実に多くの事を「景色」から察知する事ができる。

講習前に一枚の雪山の写真をみて、どこに気をつけるか？といわれてほとんどわからなかったけど講習後には同じ写真をみて気をつけるべき点をいくつも指摘できるようになる。

知識とは見えなかったことが見える化するツールだ。

それ以来、知識を増やすことにしょぼいなりにそれなりにしたので以前よりは無自覚な行動、意思決定が減り、行動に理由をつけて決定できるようになった(気がする)。

なぜ右ではなく左のラインでのぼったのか？なぜあの斜面ではなくこっちの斜面をすべろうと意思決定したのか？

知識がないときは「なんとなく」「よさげだから」という無自覚な決定がおおかったが、知識がついてくるとなぜその選択をしたのか？の理由を説明できる、そんな意識的な決定ができるようななる。

知識が増えれば景色から受け取る情報量が増える。

 

ひとつ正しい意思決定をするとリスクにあう確率が減る。

正しい意思決定を10回繰り返せばそれだけリスクを10倍減らす事ができる。

間違った意思決定を１０回繰り返すとかなり危険な状態になる。

 

立山の雪崩で７人の人がなくなったわけだが、彼らはどこでミスをしたのか？

４日も大量の降雪のあった中でそこにいってしまったのがミスだったのか？

大走という急斜面を選択したのがミスだったのか？

同じ斜面で助かった人と巻きこまれた人がいるがその明暗は何だったのか？

 

 

３年前に室堂に今くらいの時期にいったことがある。

３日間、ずっと爆弾低気圧の直撃で暴風雪にあって結局、バスターミナル横に雪洞を掘って停滞しておわってしまった。

下山の日、雪洞から外にでると、信じられないようなピーカンのパウダー。全山パウダー。

滑りたい！！３日も閉じ込められてフラストレーションはピーク。この景色、このパウダー、いきたい・・・心底そうおもった。

一方で３日の暴風雪の直後。雪崩の危険度はめちゃ高い。

結局、下山予定の変更をせずに予定どおり扇沢におりた。

帰路のことだがこんな会話をしてた。「今日って雪崩怖いけど、予定変更できたら絶対に突っ込んでたよな・・最初の数人がすべったらすぐに俺も俺もとドロップしたとおもうよな。」

東京にもどって、その日、立山で雪崩で遭難して数名がなくなったというニュースに接した。

 

もしあのとき、予定が変更できたら、俺たちはどういう意思決定をしたのだろうか？

それ以来、判断をする際に自分はものすごく臆病になった。

 

知識は人を賢くするが、判断の質をあげるのは、経験からの学びが不可欠だ。

 

臆病になること、チキンになること多分いいことなんだとおもう。

イケイケで攻めてる友達を見るとうらやましい、すごいなあと羨望してしまう。

でもいまは自分の臆病さを隠さずにきちんと向き合って臆病な判断を繰り返していきたいとおもう。

それが自分のスタイルだから。

 

栂池-パイプ沢-猿倉

栂池からあがって船越の頭を目指す。

ブルークリフのtakiさんとTさんとTKOの３人。

思ったよりも気温が低くまた上のほうは爆風気味のためカチカチのアイス状態。これ滑ったらまじで下までとまらない感じです。とても滑れる感じではないので、船越はあきらめて天狗原のあたりからトラバース気味に金山沢方面へ。

で、自然園の遊歩道近辺がドロップポイント。

パイプ沢の名の通り、自然のハーフパイプです。あてこみ祭り！

４ピッチくらいすべって白馬尻へ。それにしても雪が多いです。

猿倉から二俣までがっつりすべっておりられました。

 

写真は

https://picasaweb.google.com/blueclifftaki/20110404#

 

ぼちぼち準備を

FALLLINEを購入。「立山の20年」が印象的。

Fall Line 2010—Skier&Snowboarder’s Magazine (双葉社スーパームック)

先週は板にワックスをかける。今日はBURTONの直営店で新しいROCKERの板を見てきた。ヤフオクみていても雪関連の道具をついチェックしてしまう。

年末の仕事次第なので、１１月の立山いけるかわからないけどコンディションさえ整えばいつでも出撃できる体と心と道具の準備を着々と進める。

シーズン最後にびっくりなコンディション

シーズン最後に寒波到来なので日帰りで白馬へ。
TKOと。

前日が会社の送別会で深夜まで遊んでいたため白馬着が朝６時くらいになってしまいすでにヘトヘト気味。ゲレンデで遊んでおわろっかとおもったのですが、せっかくだからがんばって五龍にあがることに。
入山も俺たちいれて３パーティのみで静かな雪山でした。


1850m地点まであがってドロップ。


雪はものすごく軽いし腰パウでオーバーヘッド連発。
今シーズンで一番だったかも。
雪が軽すぎてちょっとした移動が腰ラッセルでげっそりするほど消耗します。



調子に乗って降りすぎてしまって登り返すことになってしまいました。
先行パーティのトレースがあったのでありがたくつかわせてもらいました。もしトレースなかって二人でラッセルだったと思うと・・しゃれにならないほどの大変さだったろうなあというような雪の深さでした。

下山して風呂はいったら睡眠不足とラッセル疲れでふらふらに。ちょっと仮眠のつもりがおきたら夜11時に。あわてて帰ることに。

TTデビュー

ニセコいってきました。
T尾とT中の３名で２泊３日。
始発からリフトに並び昼飯も抜いて滑りまくるってくらい死ぬほど遊んだ３日でした。

さて今回ですが、パウダーカンパニーがはじめたShimano & gentemのレンタルセットってのを利用してみました。
１日借りてなんと2500円。
普通にレンタルで借りるよりお得です。しかもshimanoブーツにgenten。
おいしすぎます。

shimanoは今年で生産中止になるそうです。
バックカントリーにいってshimano軍団を見るたびにうらやましいなあーと思ってたので一度は味わってみたいなと。
Gentemstick のTTは、乗ってる人がみんないいよーというし実際に買ってる人が板を買いかえるときも、またTTを買ってる率が異常に高いイメージなので、TT & shimanoのセットは一度はしてみたかったわけです。

で乗ってみての印象。
私には・・TTはじゃじゃ馬すぎました。。
現在の私の足前ではちょっとじゃじゃ馬を乗りこなすには厳しいなあと。
綺麗に圧接されたゲレンデやパウダーや沢のような地形で遊ぶにはほんとにあきれるくらいくるくるまわって、さすがフラットキャンパーはすげえな、って感動したのですが。午後になって荒れたコンディションになってくると、ちょっとしたギャップをものすごく過敏に拾ってくるので、挙動が過敏というかダイレクトというかシビアすぎて私には始末におえません。
しいていえばF1マシンって感じですね。

でも、TTでどんな状況でも対応してる人もたくさんいるだけですから、いつかはTT一本でなんでもこなせるくらいになりたいなあとは思います。
乗り手の成長をうながす板なのかなと。
ほんとに独特なノリ味の板でしたが、個性がはっきりしてるプロダクトって何に限らずいさぎよくてとっても好きです。

コルチナ

会社メンバで白馬へ。
お山はなしでゲレンデのみです。

初日、二日目とコルチナでゲレンデパウダーでした。
とくに二日目はよかった・・。
ジャイアントもオープンしたのですごいことになってました。

今回ははじめてGENTEMSTICK HAKUBA DEMO CENTERでをSLASHERレンタルして乗ってみました。ほんとはTTにのってみたかったのですが、全部レンタル中とのこと。フラットキャンパーならばってことでこの板に。
１日レンタルで4200円。
コンディションもとても素晴らしく仕上げをしてくれています。
乗りやすい板でした。

水上

12/31　大晦日。水上へT尾と出撃。

当初はかぐらを考えていたのですが人が多いという話を聞いたので天神平へ。
3時頃に駐車場到着といいたいところがあと50メートルほどが除雪されておらず、車で進めません・・仕方なく途中のトンネルまで戻ってそこで寝る。
翌朝も風が強くリフト動いてないです。高倉のみ。そこで急遽谷筋の某スキー場へ移動。

これが大当たりでした。
膝くらいでしかも人いないしパウダー好きが少ないのか、ゲレンデの端っこはいつまでもパウダー残ってます。がんがん降ってくるのでリセットされるしで６時間近く食べ続けました。

八方尾根でパウダー

クリスマス寒波が今年もやってきたので、12/27.28.29で白馬へ。
T尾と。

金曜日夜出発の予定が、忘年会でそのままタクシーがつかまらず家にかえったらもう３時・・４時半に出発する予定が完全にこのままでは飲酒運転。
T尾に家まできてもらってそっから出撃。ずっと道中は寝てました・・

今回はバックカントリーは我慢することにしました。
シーズン最初はちゃんとゲレンデで滑らないと滑り方を忘れちゃいそうなんで・・。

初日は午後券で八方尾根へ。
２日目は八方でパウダーをいただきました。
いやー　よかったです。
ところが、途中からやっぱり前足の右足首が痛みでてきます。この状態で滑り続けると変な癖がついちゃいそうだし足首が悪化しても困るので早めに切り上げる。
最終日は栂池。
右足首にあまり負担をかけたくないので、スタンスをレギュラーからグーフィーにしてみました。
はじめて１日を左利きですごしたのですが新鮮。