雪まみれ日記

雨のハセツネ（日本山岳耐久ロードレース）

 あさってはいよいよハセツネ。

2004年、雨のハセツネ、靴はこんな状態に

最初にでたのは2004年だったのでもう10年になります。あの頃はまだ牧歌的で山中でバーナーでご飯を作ってる人もいました。

その時は雨のレースでした。今年も雨がふるかもしれませんね。初めて参加したハセツネは雨。人生で唯一のDFN。大ダワでリタイヤでした。自分は１４時間くらいで完走するレベルのランナーですが誰かの役にたつかもしれないのでメモを。

 

 

ライトは２個必要：

雨で三頭山あたりは雲の中？のような状態。ライトが霧に反射してぼんやりとしかてらせられない。ヘッドライトにくわえてハンドライトの２つもちがいいとおもいます。

 

スパッツは必須：

道は猛烈にぬかるみます。滑り台のような状態になります。スパッツがないと泥が靴のなかにものすごくはいってきます。それだけならいいのですが靴下も濡れてくるし足の皮がふやけてきて、そこに泥や小石がすれてぼろぼろに皮がむけて激痛になります。自分のリタイヤはこれが原因でした。スパッツがあれば土がはいってこないし、ゴアテックスの靴であれば靴内を濡らすことがないのでよいです。ゴアの靴の人も水たまりの中を不用意にあるいて靴下を濡らさないようにしたほうがいいとおもいます。

 

気温がさがります：

当然気温はさがります。ものすごく寒かった記憶が。防寒はしっかりと。

 

 

夏の活動ー白馬三山から蓮華温泉

今年も夏山へ。同行はK下、M本さん。

テントでいった。最高の夕焼け。１万年前と変わらない景色なんだろうなあとおもうとぐっとくる。

 

 

最後は蓮華温泉へ。

 

当初は、猿倉ー小日向のコルー白馬鑓温泉ー大出原ー白馬鑓ー杓子ー白馬山荘ー三国境ー朝日岳ー蓮華温泉を１泊２日でやろうとしていたがさすがに歩き始めるとテント装備ではちと無理がったので、白馬山荘であっさりテント泊。そこいくだけでもけっこうつらかった。

翌日は白馬から朝日のほうにいかずに乗鞍経由で蓮華温泉までまっすぐくだる。

 

ハセツネの相馬選手のインタビューがかっこいい

ハセツネの相馬選手のインタビューがかっこよすぎます。

私達、アマチュアのアスリートは、多くのことと折り合いをつけながら競技を続けている。
それは当たり前のことだし、そのことを恨めしく思うことはないのだが、
時々、それを言い訳にしそうになる自分がたまらなく嫌だ。
なにはともあれ、僕は今年もこのレースを走り、そして勝つためにやってきた。

 

僕には心に刻んでいる一つの言葉がある。それは、鏑木さんの言葉。

「ゴールまでに全ての力を出し切る」

これ以外に何があるだろうか？
順位やタイムは、相対的なものであり、自分と他の選手の関係性の中で決まるものだ。
しかし、全力を尽くすことは唯一、確かなものとして自分の中に残る。
少なくとも僕にとっての「走る」ことの魅力や楽しみは、
全力も尽くさずに笑ってゴールすることではない。

自分に言い訳せずにレースである以上、真剣に最後まであきらめずに全力で走る。

最近、へらへらとした走りをしてるので肝に銘じます。レベルはちがってもアマチュアレーサーの心だけは持っていたい。UTMFまであと200日ちょっと！！

 

写真は2007のハセツネ、出走直前の仲間

もうじきハセツネ。過去の装備とペースのまとめ

ハセツネ。はじめて出場したのは2004年。もう8年になるんですね。

それからは毎年つづけて出場していました。自分の走力の向上を確認する意味にもなってました。

タイムはやっぱりやればやるほど伸びます。それ以上に重要なのはレースマネジメントでしょうか。

もちろん走力の高い人もそうだとおもいますが自分のような中堅ランナー（ベストタイムは14時間）でも、いやより走る時間が長いからこそレースマネジメントが重要だと思います。

自分は14時間ジャストくらいのはやくないランナーですが、それでも同じくらいのペースの人に何か役にたつかおとおもうので参考までに。参加する人はぜひがんばってください。

装備について ：

15時間ペースの時のレポート：

14時間ペースの時のレポート：

 

写真は３度目の正直で感動したNMRのゴール前。トップ選手のゴールもすさまじい追い込みっぷりですごいなとおもいますがこのレースの本質は20時間をこえたくらいからゴールするような選手のがんばりにある気がします。ながい時間がんばってるというのはそれだけ苦痛がながいわけです。ほんとにタイムとは別の次元でその粘りは感動的です。レースがおわったらすぐかえるのではなくぜひ仮眠して制限タイムギリギリでかえってくる選手の姿をみましょう！ぐっときますしもっとがんばろうって思えます。

 

 

常念岳にいってきた

急遽、日帰りで常念岳に。

トレイルランではなくてほんとに普通の登山でちょっとペース早めくらいなかんじ。最近、このスタイルすきです。走る未満だけど歩く以上くらいな感じ。

最初はついでに蝶が岳もまわってこようとおもったのですが、景色もいまいちだったので三股からのピストンで。ざっくり９時間くらいで栗さんとわきあいあいとまわってきました。

朝３時起床で白馬から登山口へ。朝焼。

三股にとめて登山口へ。

樹林帯を抜けたら岩だらけの稜線へ。雷鳥も。

手前は常念沢。これ滑れるのだろうか？

 

出発からちょうど５時間くらいで山頂へ。このくらいのペースだとゆとりがあって楽。

小屋までいこうとおもったけど思ったより下降するので途中で引き返して下山。

常念沢をこえたあたりで昼食。最近、ラーメンにはまりそうw 胡椒とラー油なんかをもっていくとより味がよくなるので次回はもていくことに。

でのんびりと下山。足首の捻挫がまったくなおってないので無理せずにのんびりと。

なんか歩く姿勢がめちゃくちゃわるくなっている気がする・・骨盤が後ろにすごく倒れてるみたいな・・捻挫がおおいのはこれも原因かしら？と途中でふと気がつき矯正しながらおりてみたり。

で駐車場に到着。結局スタートから９時間の山行でした。

帰りは大渋滞・・諏訪SAで時間をつぶしたけどそれでも解消されず深夜着に。関越からかえったほうがいいですね。

表銀座は都内からぜんぜん日帰りでいけますね。前泊しちゃえば。

丹沢：大倉尾根-塔の岳-ヤビツ峠-大山-高取山-鶴巻温泉 トレイルラン

久しぶりの丹沢へ。

GWの合間の平日とはいえ、平日は平日。いつもの土日山行とは別の静かさです。

全快ペースまでいかずにそこそこがんばるペースくらいで。心拍でいうと150以下のモードでノンストップでまわってきました。

大山からの下りが長かった・・・で７時間かかって鶴巻温泉へゴール。

新緑の季節はやっぱりいいなあ。

 

白馬トレイル合宿

白馬村へ。

ランニング天国としての白馬も可能性を自分の中で発見。

• 気候が涼しい（冬はだめだけど夏でもエアコンなし）
• 高地トレーニングができる
• ヒルクライムの坂にはことかかない。アスファルトからトレイルまでいくらでも山岳コースあり。
• 温泉天国
• 飯がうまい。野菜がうまいので自炊も楽しい。
• 観光地だけあって飲食店やスポーツ店がそろっている。

LSDには景色もよく気候もすずしいので最高の場所です。コロラドのボルダーのようなランニングの聖地になれる可能性をひめてるとおもうなあ。

初日は岩岳のトレイルコース。

二日目は青鬼へ。

白馬近辺のトレイルランのルート

白馬でトレイルランのルートを描いてみました。

1.猿倉ー白馬岳ー栂池ルート

コース：猿倉ー白馬大雪渓ー白馬岳ー三国境ー白馬大池ー天狗原ー山の神尾根ー黒川沢ー白馬乗鞍スキー場ー栂池ゴンドラ

距離：23.4km

最大標高差

2111m

平均斜度

全体：-2.5%

上り：22.6%

下り：15.8%

獲得標高

上り：1782m

下り：2364m

2.猿倉ー白馬ー白馬鑓ルート

コース：猿倉ー白馬岳ー白馬鑓ー白馬鑓温泉ー小日向ー二俣

距離

15.6km

最大標高差

1699m

平均斜度

全体：0.5%

上り：29.1%

下り：24%

獲得標高

上り：2066m

下り：1990m

ハセツネ

今年はＤＮＳ。

出ないとなってもこの数年の秋のビッグイベントだっただけにそわそわします。
トップの人は大会新記録だったようです。
今日も深夜登山で御前山の山頂あたりで応援しようかななとおもったくらいです。

今年は出ませんでしたが、なんか燃えてしまう、そしてリピータがでるのもよくわかる。
ＤＮＳになってそんなことがよくわかる不思議なレースです。

表丹沢

丹沢にはまり気味。
４週間も連続で丹沢に。

これまでわりとよくいっていた奥多摩と比べて雰囲気がなんだかいいですね。落葉樹が多いからなのでしょうか、標高が高いからでしょうか？抜けがいい感じです。
トレーニングかねてダッシュでのぼってもよし、のんびりと流してもよしでいろいろ楽しめる山です。いまのところお気に入りは渋沢ー大倉尾根ー塔の岳ー三の塔ーヤビツ峠ー蓑毛ー秦野とまわって最後は鶴巻温泉で締め。他にも大山にまわったり塔の岳から蛭ガ岳を経て思い切って道志村まで足を伸ばしてもよさそうです。
あと山頂直下の小屋のかき氷も絶品ですね。
大倉尾根は通常は1時間50分から２時間くらいで登っていますがいちど全開タイムトライアルをしてみようかと思います。１時間40分をきれば富士登山競争で完走できるそうです。