雪まみれ日記

トレイルレース2.0

ちょい前のネタですがハセツネ（日本山岳耐久レース）がえらいことに。
なんと数時間で申し込みが定員になっておわったようです。すごい人気です。

自分は今年は申し込みませんでした。
なんとなく今年は・・見送ろうかなと・・と思う所もあり・・

1. 30K部門に事前にでるとポイントをゲットできるとかの新制度がめんどくさい
2. 金かかりすぎなイメージが・・
3. 人大杉

ここまでメジャーになって大人気になってしまったので、いろいろと整備しなければいけないことが多いのはしかたないことかもしれません。

自分にとってはゆるいノリではじめたトレイルランなのでちょっぴり方向性違うなあと。トレイルランが市民権を得たり、そこから山に登ることが好きになる人が増えるのはとてもいいことなんですけどね。私のまわりもトレイルランから山に触れる人が随分増えたように思います。

おもえば、最初に発作的にアドベンチャーマガジンを手に取ってこんな遊びが世の中にあったのか・・としったのがはや６年くら前。
最初は森吉のアドベンチャーレースにでて、そっからハセツネに。
2004年でした。

そのときは練習で最長10kmしかはしったことないし、装備なんてさっぱりわからないからツェルトまでもっていこうかと本気で悩んだりと、いまから思えば無謀＆試行錯誤でした。結果はぼろぼろになって大ダワでリタイヤ・・。
そして2005年。リタイヤの悔しさをなんとか挽回したいとおもって練習をしたおかげでついに完走。

その2006年は日程間違えて・・DNS、2007年は自己ベスト、2008年もキロクを伸ばして自己ベストでした。

やればやるほどキロクが伸びるおもしろさの一方で、メンバと夜練いったり練習後のBBQいったりと単に遊んでるだけみたいな時間も好きでした。
ハセツネにはほんとにいろいろ楽しませてもらったレースですがいったん休止でまた機会があったら復活しようとおおいます。
あと7回で10回完走だからなんとかそれはやりたいあな。

というわけでありがとうハセツネ！またいつの日かあいましょうー。

トレイルレースはこれまでは常に秋のハセツネが真ん中にありましたがしばらく違うことになりそうです。

で、今年の秋のメインレースは「信越五岳トレイルランニングレース」です

というわけでトレイルランニング2.0ということに。

白沢峠

金曜日深夜に白馬へ。ところが・・雨です。それも土砂降り。
せっかく山にはいろうかとおもったのに・・土曜日は午後から雨あがりましたが２時間だけゲレンデで遊んで撤退。

日曜日も前日の雨で雨溝だらけだろうなあ＆温暖な気候っぷりとに滑る気が早々にうせてしまいました。糸魚川までいって寒ブリでも食べようかともおもったのですが、雲一つない快晴です。
こんな景色も縁起がいいので、せっかくだから走る事にしました。

景色が良さそうなんでKRT、UMNと白沢峠へヒルクライム・ラン。
往復20kmくらいでしょうか。
みねかたスキー場とかに立寄ながらのんびり登りました。
トンネル手前の頂上ゴールはツールドフランスのガリビエ峠か！？というような気分。
車もほとんどこないから車道の真ん中は知れるし、おまけに景色は最高だし空気はいいし、花粉は飛んでないしで、走るには最高のロケーションでした。

白馬でたまには滑らず散策--それも車のような高速移動じゃなくて--もいいですね。

ところで東京に帰ってきたら一転して花粉まみれな空気でした。パウダーを滑れなくとも花粉がないだけでも白馬は天国です。

ハセツネ今年の装備と作戦などなど

いよいよ明日です。本番です。

いま思えばなんでこんなしんどいレースに出始めたのかさっぱり記憶がないのですが、かれこれもう5年目にトツニュウ。

これまでの軌跡をあらためて振り返ってみました。

• 2004年　大ダワで撃沈
• 2005年　初完走
• 2006年　DNS：鞘口峠＆月夜見で応援敢行
• 2007年　15時間切り！

 

しかし俺もなんでこのクソレースに毎年でてるのかさっぱりわかりません。レース中は毎年、なんでおれこんなことやってんだ？？？が頭の中をうずまくし、完走した直後はもうヤダ！出ない！って思うのですがなぜか毎年出てしまいます。このままライフワーク化していくのが怖い・・

■レース中の食料予定はこんな感じ

• カーボショッツ×8
• パワージェル×6　
• BBCAスティック×6
• クエン酸スティック×6
• SOYJOY×3
• ベスパ×3
• カフェイン錠剤×4
• アスリートソルト
• 大福２個（高島屋のデパ地下でゲット！楽しみにとっておく）

• ムサシの飲料×2リットル＆メダリスト1リットル　合計３リットル

• カーボショッツ＋パワージェル＝14個は1時間毎に補給。
• BBCAとクエン酸は第一CP前くらいから2時間毎に１発投入
• ベスパはCP毎で
• SOYJOYがCP毎で
• 大福は第一と第二CPで
• カフェインは三頭山で

■スタート前にとるもの

• トップテン×1
• BCAAスティック×1
• ベスパ×1
• ウォーターローディング

■タイムやレース展開

去年は入山峠でかなり並んだのと、御前山の手前で睡魔でペースがあがらないどころか記憶が吹っ飛んでいる空白の1時間があるので今年はそれがないとして目標を思い切って去年より1時間30分短縮の13時間30分へ！

無謀か！？　と思う一方、これくらい速いペースをで突っ込んで最後に余力を残さずにつぶれくらいでいこう！！

ということで去年のタイムをもとにいろいろ計算した13時間30分ペースがこんな感じ。ただし去年は第三からゴールまでが強烈にペースアップできたのだけど、ああいう展開が今年もできるか不明なので、できれば10分くらい前だおしで第三関門にはいりたいところ。

第三CPまで貯金を１０分とすると・・

• 第一　4：15
• 第二　8：10
• 第三　11：55

心拍は130-160で。
第二CPまでは上は余裕みて158くらいでアラームならそっと。
去年の反省は三頭山の下りで飛ばさないこと。
カフェインを三頭山でとっておくこと。

■直前の状況はこんな感じ
去年の俺に勝てるはずの３つの理由。を無理やり探してみました。

1. 今年より「走る」という点においては練習を積めています。なによりも始動が去年は７月だったけど今年は３月からやってたってのが大きい。3月から1100km走って7月からレースまでは489km。ちなみに去年の7月からレースまでは431km。
2. レース経験。経験の要素がトレイルランはロードより多いと思います。去年はOSJ箱根55km→北丹沢12時間耐久→三河高原トレイルランが本番までのステップでした。今年は、長野マラソン→野辺山高原100km→北丹沢12時間耐久→エクステラ日光丸沼→菅平スカイランニング40km→斑尾フォレスト15km。レース経験はかなりつめたように思います。
3. 去年より体重が1kg強落とせたこと。低カーボな食生活してたので運動中にあまり食べなくても動けるように燃費がかなり改善したこと。今朝の安静時心拍は52だったので全体的にはいい感じにしあがってること。

ただし去年に比べてやりのこした感のあるのが、３点。

1. 山にはいる回数が少なかったこと。
2. 部分的なコンディショニング。左の足首とそれをかばったからとおもうけど右の臀部のハリはちょっと明日までには間に合いそうにないです。酸素バーいって今朝もマッサージいってきたけどまだちょっとハリが残ってるみたい。３週連続レースってのはやっぱりちょっと調整としては無茶みたいでした。
3. 靴。モントレイルのストリークで出るつもりだったのですがこれは50kmをこえると俺の筋力では負担が大きすぎるのがわかり、急遽新しい靴を購入（VASQUE イーサー）。１週間はいてるけどまだ右小指があたる感じで不安要因・・去年のヘタッた靴をはくか明日の朝までぎりぎりまで様子みて決める。

とまあ、いろいろ不安点もあるのですががんばります。

■今日食ったもの

カーボローディング＝米飯＝カレー＝coco壱　という短絡な流れで昼はチキンカツカレー＆豆腐＆オクラ＆納豆カレー300g×２辛　と　玉子サラダ。夜はもつ鍋。ちょっと食い過ぎか！？

■去年のレースの反省点

去年はこんな点を反省点にしてたみたい。明日は同じ事を繰り返さないように再読。

1. ザックをおろさなくてもよく使う物はポケットにいれるとかする。また取り出しやすいところにおく。タイムロス。（ザックをおろすとついゆっくりしてしまうので）
2. マメ対策用のジェルパッドつき絆創膏が1個しかなく足りなかった。2個はいる。
3. ジェルを詰め替えるのが意外とめんどくさい。改善の余地あり。
4. カフェインの錠剤は眠気覚ましによく効く。ただし飲むポイントは月夜見では遅く三頭山くらいでいい。
5. 靴紐は強く結ぶこと。足が中で踊って靴擦れで悲惨なことに・・。
6. テーピングは何かと便利なので多めにもっていく。途中でなくなる。
7. 左足の外側のかかと。親指の内側にマメが。事前に対策を考えておく。第二CPで手当てしたのでここでタイムロス。
8. 第一CPでアームウォーマをつけたほうがよかった。体が冷えると体力が落ちる。
9. LEDのライトを直接目にあてない。充血して視力がかなり落ちた。
10. ストックはないほうがリズムはいい。ただし膝にはやさしいけど・・
11. 塩がほしくなった
12. ゴールに預ける荷物にビーチサンダルとフリースが必要。
13. ライトの電池はヘッドランプも手持ちのライトも1回交換。第二CPで水を入れ替える際にどうせザックをおろすのでそこでやるのがいいとおもう。
14. 第一CPまでのラップが悪い。後半追い込み型だけどスロースタートすぎたかも。もっと前からスタートしたほうがいい。

とにかく、がんばる！去年の俺には勝つ！

ハセツネスタートまであと60時間

いよいよ後、60時間でスタートです。
いろいろ作戦も考えました。

柳生石舟斉の家訓でこんなのがあるそうです。

「柳生流は他流に勝つためのものではない。昨日の自分に今日は勝つべしと考え生涯稽古すべきである。」

去年の俺にはタイムでもちろん勝ちたいけど、レースまでの準備、練習や本番での追い込み度とかで少なくとも去年の俺には負けたくない！

燃えてきた！！

ペース配分妄想

一定のペースで走り続けることができる、それが一番いいペースだと思われます。
ある運動持続時間についてどのペースが最適か？これを理解してそのペースを一定に保つのがペース配分作戦としてはよいのではと思います。
心拍をあげると速いけど短時間しか動けない。
下げると長時間動けるがペース遅い・・ということだと思うのです（違うかもしれませんが・・）。

問題なのは、何時間の運動だったら上限心拍はどれくらい、という関係性を把握しきれてないこと。。

ここ数回のトレイルランのデータをまとめてみてちょっと考えて見ました。

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渋沢駅ー丹沢大倉→大倉尾根→堀山の小屋→二俣→大倉ー渋沢駅

150-160くらいをターゲットにして動いた日。
のぼりでは全然問題ない感じでした。下りはこのゾーンにあげるくらいかっ飛ばすとねんざ癖のある足首を持つ身としては靭帯が何個あってもたりないので、あげられないです。いずれにせよ、のぼりを150-160のゾーンは総行動時間が6時間前後であれば持ちそうな感じ。

 

結論：６時間程度なら160で粘れそうだ。

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 鞘口峠から日の出山経由のつるつる温泉

鞘口峠から日の出山までえんえんと歩きつづけてみた日でした。下りでさえほとんど走らず。これだと登りも含めて140以内に収まるみたいです。このペースだと何時間でもいけそうな感じ。

後半でほぼ170くらいまであがってるのは日の出山ののぼりで限界まで追い込んでみたからです。

結論：歩き続けると140でいける。これならば何時間でもいけそうだがペースおそすぎ。

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日光エクステラ

ショートなので150-160ではいったレース。最後はメロメロでした。

とくに最後の１時間のゲレンデ下りと湖の周りの区間だったがまったく追い込めませんでした。この原因は２つ。ひとつは白根山の下りで足筋を使い果たすほどぶっとばしてしまったこと（下りで飛ばせなかった原因）、もうひとつは走力不足（フラット区間で追い込めなかった原因）。160をこえるというのはオーバーペースかもしれません。このレンジにはいると3時間程度しか粘れない気がする。

結論：160をこえるとレッドゾーン。3時間くらいならば粘れそうだがそれ以上の時間を動くときはすみやかにさげるべし

 

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八方池山荘ー唐松岳ー五竜岳ーエスかるプラザのトレイルラン

八方池山荘からエントリ。下の樺までは快速早歩きでごぼう抜きであがった。そのせいと標高の高さと思われるが、EPOCはさくっと上までいってしまいました。その後はわりとおちついたペースで150が上限くらいで下限は130前後までわりと低めに。このレンジならば長時間でも動けちゃいそうである。

結論：150上限で下が130くらいであれば二桁時間くらいいけちゃいそうだ。

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菅平スカイライントレイルランニングレース

140-150をねらってみたレース。実際は150前後で推移。6時間ちょいの行動時間であれば150をこえたところに上限設定にしても意外といけちゃいそう。

結論：150をちょい超えくらいであれば６時間程度であればいける。

などなど数少ないデータからなんとなくの教訓

1. 長時間レースの場合、160をこえるのは厳禁
2. 登りと下りが連続するタイプのコースであれば登りは150こえても大丈夫そう。どうせ下りで130くらいまでさがるのでそこで疲労が抜けるので。
3. 登りと下りが交互にくるタイプのコースであれば登りは150OVER,下りはちょっと楽する、という感じで10時間以上でも動けるように思われる。
4. 下りは得意なほうだけどここで突っ込むと足が終わる可能性がある。あまりがんばりすぎないこと。

というわけで、ハセツネは、こんな感じかなあ・・と机上の妄想。

• スタートから第二CPまで：今熊神社までは上は160くらいでがんばってみる。あとは巡航速度で第二CPまで135-155くらいでいってみる。笹尾根や三頭山は下りは突っ込みすぎず足の筋肉ダメージを最小限にするために135くらいで。
• 第三CPまで：140-155：睡魔でやられちゃうところ。御前山の登りがポイント。あと御前山から大ダワまでもあまりつっこまないこと。
• ゴールまで：リミット解除

次回やってみたいこと

• 心拍ではなくEPOCレベルで調整してみる。SUNNTOのページによるとレベル2からレベル３くらいがよさそうだ。心拍だけ見てるとレベル１になってることがあり、もう少しいけちゃうのかもしれない。レベル4は乳酸でるからショート以外はさける。

トレーニングレベル　２	トレーニング経験がない方、体力に自信がない 方、脂肪の燃焼、生活習慣病（高血圧、糖尿病、高脂血症 ）の改善ではこのレベルでできるだけ長く行うと 効果が出 ます。「LSD（Long Slow Distance）トレーニング」はこのレベルで行 います。
トレーニングレベル　３	LSDトレーニングのステップアップ強度。脂肪の燃焼、持久力を向上させる為のベーストレーニング。一般の方はこのレベルまでが良い。
トレーニングレベル　４	やや換気量があがり息切れがします。乳酸が発生します。持久力を向上させるハードなトレーニング。競技力向上を目指す方はこのレベルをキープするとVO2maxが向上します。

夜の奥多摩

ハセツネの夜練をかねて真夜中の奥多摩にいってきました。
kuri, S本、 N村の計4名。
会社おわって２０時に渋谷集合。
上り始めはすでに24時44分。
この時間帯になると文字通り山は貸切です。動物の声すらしません。
著名クライマの山野井さんが熊に襲われたのも奥多摩だったので全員が熊鈴装備。ちと騒がしい。

夜の異動にはライトが不可欠。通常は頭だけつけとけばいいのですが「走る」ことも考えるならばヘッドライトだけでは不足なのでハンドライトが不可欠。俺以外のメンバは全員がSuperFire。こんなマニアなハンドライトがこれほど売れるようになるとはメーカの人もびっくりでしょう。俺も買おうかなあ・・

ゆっくりモードでわりとのんびり動く。
最後の日の出山だけ追い込んだ。ほぼ心拍MAXまで。
だれもいない奥多摩からみた東京の夜景、朝みた富士山、ものすんごい星空。印象的でした。

都民の森までタクシー。
そっからエントリー

仕上げは日の出山からつるつる温泉におりて温泉でおしまい。

■もっていったもの

• クエン酸ドリンク　1.5L（1L消費）
• パワージェル（2本消費）
• ソイジョイ（2本消費）

■データ
13'29　鞘口峠
1:17　月夜見第二駐車場
2：21　惣岳山
2：34　御前山
3：31　大ダワ
4：26　大岳山
5：26　長尾平
5：32　御岳山神社（ここで20ほど爆睡）
5：47　日出山
6：19　つるつる温泉

■その他

登り1466ｍ
BMP

•     max 176
•     min  71
•    avg   116

2101kcal

■おまけ

• 気温は10度を少し下回る。けっこう寒い。CWXロング＋Tシャツで動いてる分には問題なし。止まると寒い。
• 徹夜のトレイルランはやっぱ厳しい・・なんといっても眠い。明け方は一気に睡魔が襲ってきて御嶽神社で爆睡zzzz。
• カフェイン錠剤をのんだけど効き目が強烈。飲み過ぎ注意。
• 短縮率　379分/575分（65％）
• 今回のペースは一定してほぼイーブンな「歩き」でした。のぼりはふつうの歩く速度、下りは足の筋肉にダメージが出ない程度の小走り、ちょっとでも悪路だったら迷わず下りも歩く、日の出山への２KMのみ追い込み。こんなご安全モードでも休憩せずに一定のピッチで動き続ければ標準タイムに対して65％の短縮タイムがでるんだってのが驚き。
• ハセツネは超長時間レースでどうせ走り続けられっこないので、休まずに一定ペースで歩き続ける＆下りも筋疲労を招くような調子こいた追い方はしない、というだけでも15時間台がでるんだ、とわかったのが収穫。
• トレイルに限らずふつうの登山にもいえるのかも。休憩が必要なペースで歩いて１時間に一回休むよりも、休憩が必要のないペースで（たぶん乳酸がたまらない有酸素運動のゾーン）動き続けて無休憩で長時間連続行動をするのが一番、移動速度的には早いのかなあ。
• 下りはトレイルランでは豪快には知りたくなるが一定の速度でスムーズに筋疲労を招かないような流れるようなラインで！。
• ハセツネ本番では三頭山と御前山の下りで調子こいてぶっとばして大腿四頭筋に乳酸漬けにしないこと。追い込むのは大岳以降でも２０KMあるからうんざりするほどある！

 

丹沢トレイルランとレース心拍

丹沢へトレイルランにいきました。

台風がくるので週末は諦めてたのですが、朝おきたら天気回復してます。
トレイル仕様の足になりきってない感じがあるので、急遽、手近なところで丹沢にいきました。
渋沢駅から大倉尾根経由で標高差788mほどのぼって掘山の小屋まで。そっから二俣におりてまた渋沢までというコース。

前夜までなんつっても台風直撃だったのですいてるだろうなあとおもっていったのですが、大正解。
表丹沢とは思えないほどのガラガラのすいた山をのんびり走れました。
ただ、コースで唯一失敗したのが堀山の小屋から二俣までのダウンヒル。
木の根が多すぎてとても走りにくいくだりでした。あまり快適じゃないなあ。
でも二俣から大倉までの5kmの林道はすばらしいところでした。このコースは東京からのアクセスもいいし手軽だしいいですね。

ところで、ハセツネのような長長時間行動で序盤に突っ込んでしまうと後半地獄を見ます。
どれだけ自分にぴったりあったペースを見つけるかがとても重要かと思います。

レースペースですがやはり心拍計がヒントをくれるのではと思います。
試行錯誤中なのですが、今回はのぼりは145-155ｂｐｍに設定。
ハセツネでこれやるとちょっとあげすぎかなというのが体感した感じ。15時間もたんなという印象。
155以上が連続で続くとEPOCで３くらいに。とくに160台にはいったりするとすぐに3レベルになります。
３になると日光丸沼のエクステラであは３時間２０分程度しかもたず一気にがっくりきてしまった。（最後のゲレンデくだりで筋肉がおわっていたからあげられなかったのかもしれないが）。
なので経験的には５時間以上の連続行動のときは155上限でちょっとおまけして152くらいかなあという気はする。
ちなみに去年のハセツネの序盤は140-155ではいったのですが、これはかなり快適な感じだったように思う。（ただしその影響からかどうか不明だが第二CPから御前山まで大失速になったが・・）

10時間以上連続運動になるとこれまでの経験上でいくと160をこえたらアウト。それからすると序盤は142-152くらいではいって第二CPから＋３あげて第三から金比羅尾根でリミッター解除かなあ。
まずはあさっての高尾山でとりあえず142-152で試してみてどんな感じになるかテストしてみることにします。

詳細：

• 渋沢駅
• 登山センタ（35'13  132bpm)
• 大倉尾根入り口(38'17 138bpm)
• 堀山の小屋(1:37'13 150bpm)
• 二俣
• 登山センタ(2:32'03 137bpm)
• 渋沢駅(3:00'02 134bpm)
• 消費カロリ：1500kcal117
• コースタイム短縮率：44％

10/12のハセツネまでの最終調整はこんな感じ。

～9/28：菅平スカイトレイルランレース 40k まで

• がっつり追い込み疲労のピークで迎える。レースはあまりがちがちに追い込まずに前半はLSD。後半１０kmのみビルドアップで。

～10/5：Madarao Forest Trail 15k斑尾まで

• 疲労を抜くのが重点。JOGのみ。
• レースも有酸素運動ゾーンのJOGで。

～10/12：お休み。１回だけJOGかな。去年はマッサージにいけなかったので今年はマッサージにいくこと。

本番！

 

唐松岳、五竜岳トレイルラン

KRT、U野、M川、S島という面子で白馬へ。
北アルプスの山々をミニマムな超軽量装備でファースト＆ライトなスタイルで走ってみたいなあーとこんなこと思っていたのです。

もう一方で、トレイルランのレースのために練習目的で山にいくことに食傷気味になっていたので、おもいっきりレースを離れてトレイルランにひたってみたかったわけです。

現地について、天気悪いな・・雲おおいなあ・・とおもっていたら二日目だけは何とか山が見えそうです。

八方からゴンドラでダッシュして八方山荘へ。
装備はいつものトレイルラン装備にプラスしてレインウェア、ガスバーナ、こっへる、着替えの長袖シャツ。
北アルプスなので万が一に備えて普段の装備に少し追加。(ツェルトと無線機はあったほうがよかったかなあ）
水などをいれて総重量は６ｋｇほどに収まりました。

八方池山荘→（八方尾根）→唐松岳山荘（1時間52分）
唐松岳山荘→唐松岳（2時間07分）
唐松岳→五竜山荘→（3時間45分）
五竜山荘→（遠見尾根）→アルプス平（5時間42分）
アルプス平→エスカルプラザ（6時間24分）

HR
max 168
min 82
avg 125

短縮率：342分/640分（53％）

今後のメモ
このコースは初心者でも十分楽しめるコースですね。とても走りやすいです。
八方尾根から登ったほうが景色を楽しみながら登れるので遠見尾根からまわるよりいいかな。
牛首の通過は鎖場の連続でびびった。
稜線は寒かった。フリースあったほうが安心かな。
ガスコンロはとてよし！昼飯はカレーうどんをつくって食す。

 

春トレイル

週末は白馬へ。

なんとなく気分がのらずに山へ入る気がしなかったのでゲレンデで3時間滑る。
その後はジョギングシューズをもってきていたので、早々にゲレンデを退散してジョギングモードへ。
普段、車では絶対に通らないような細い道やあぜ道なんかをつないで「おびなたの湯」までいってさらに林道を上れるだけのぼってみました。

白馬のような空気も景色もいいなかでのプチトレイルラン。
リラックスできました。

日曜日は結局まったく滑らずほぼ半日、走ったり＆歩いたりと徘徊しつづけてました。
白馬でのトレイルラン。冬場はさすがに無理ですが春シーズンにはなかなかよさげです。
山菜採りながらとかいろいろとバリエーションつけれそう。
走れるルートを探してみます。

久しぶりに滑りなしの週末

天気よさそうなんで谷川岳に行くか迷ったのですが、なんとなく気分がのらずにお休み。
１２月末から皆勤賞だった山通いが今週初めてストップです。
それにしてよく通ったなあと思う一方、へとへとになるほどのはそれほどなくってちょっと楽しちゃったシーズンかなあ。
いまから春シーズンなので一度くらいヘロヘロになるようなキツいのをやってみようとは思う。

さていよいよトレイルランシーズンにはいってきたので、身体をならすのをかねて、今週末は久しぶりに走ってみました。
土日で合計30キロくらいかな。
今年は花粉症がつらくて・・・マスクしながらのRUNなので、呼吸がしんどくてちょっとした高地トレーニング状態。
LSD気味で流したんだけど山登りの筋肉とはやっぱり違うみたいで少し筋肉痛気味。
徐々にならしていって花粉がおさまったら山の中を走ってみようと思います。