ハセツネの夜練をかねて真夜中の奥多摩にいってきました。
kuri, S本、 N村の計4名。
会社おわって20時に渋谷集合。
上り始めはすでに24時44分。
この時間帯になると文字通り山は貸切です。動物の声すらしません。
著名クライマの山野井さんが熊に襲われたのも奥多摩だったので全員が熊鈴装備。ちと騒がしい。
夜の異動にはライトが不可欠。通常は頭だけつけとけばいいのですが「走る」ことも考えるならばヘッドライトだけでは不足なのでハンドライトが不可欠。俺以外のメンバは全員がSuperFire。こんなマニアなハンドライトがこれほど売れるようになるとはメーカの人もびっくりでしょう。俺も買おうかなあ・・
ゆっくりモードでわりとのんびり動く。
最後の日の出山だけ追い込んだ。ほぼ心拍MAXまで。
だれもいない奥多摩からみた東京の夜景、朝みた富士山、ものすんごい星空。印象的でした。
都民の森までタクシー。
そっからエントリー
■もっていったもの
- クエン酸ドリンク 1.5L(1L消費)
- パワージェル(2本消費)
- ソイジョイ(2本消費)
■データ
13'29 鞘口峠
1:17 月夜見第二駐車場
2:21 惣岳山
2:34 御前山
3:31 大ダワ
4:26 大岳山
5:26 長尾平
5:32 御岳山神社(ここで20ほど爆睡)
5:47 日出山
6:19 つるつる温泉
■その他
登り1466m
BMP
- max 176
- min 71
- avg 116
2101kcal
■おまけ
- 気温は10度を少し下回る。けっこう寒い。CWXロング+Tシャツで動いてる分には問題なし。止まると寒い。
- 徹夜のトレイルランはやっぱ厳しい・・なんといっても眠い。明け方は一気に睡魔が襲ってきて御嶽神社で爆睡zzzz。
- カフェイン錠剤をのんだけど効き目が強烈。飲み過ぎ注意。
- 短縮率 379分/575分(65%)
- 今回のペースは一定してほぼイーブンな「歩き」でした。のぼりはふつうの歩く速度、下りは足の筋肉にダメージが出ない程度の小走り、ちょっとでも悪路だったら迷わず下りも歩く、日の出山への2KMのみ追い込み。こんなご安全モードでも休憩せずに一定のピッチで動き続ければ標準タイムに対して65%の短縮タイムがでるんだってのが驚き。
- ハセツネは超長時間レースでどうせ走り続けられっこないので、休まずに一定ペースで歩き続ける&下りも筋疲労を招くような調子こいた追い方はしない、というだけでも15時間台がでるんだ、とわかったのが収穫。
- トレイルに限らずふつうの登山にもいえるのかも。休憩が必要なペースで歩いて1時間に一回休むよりも、休憩が必要のないペースで(たぶん乳酸がたまらない有酸素運動のゾーン)動き続けて無休憩で長時間連続行動をするのが一番、移動速度的には早いのかなあ。
- 下りはトレイルランでは豪快には知りたくなるが一定の速度でスムーズに筋疲労を招かないような流れるようなラインで!。
- ハセツネ本番では三頭山と御前山の下りで調子こいてぶっとばして大腿四頭筋に乳酸漬けにしないこと。追い込むのは大岳以降でも20KMあるからうんざりするほどある!