ブルークリフチームで大崩落へ。麓は曇り模様で天気の回復遅れてる感じだったのですが、栂森あたりから雲を抜けていい天気。
林道を登ってそっから鵯のコル目指して登ります。雪めちゃ深い！
底なしの感じ。
コルから沢へドロップ。沢筋をおりていってそっからトラバース気味にもういかい登り返して大崩落のトップへ。
ところがこの一帯だけガスで視界悪しです。
20分くらい天気待ちをしましたが回復せず・・
そこですぐそばの山の神尾根をおりる事に。これがすっごくご機嫌な尾根でした。ヤブヤブじゃない疎林のツリーラン。雪もものすっごく深くて深い所だと腰って感じ。一の瀬よりも好きかも。またきてみたいところです。林の雰囲気がとってもいい感じでした。
最後は乗鞍のゲレンデにおりてそっからコッソリコースでデザートをいただいて終了。
今回は日帰りだったのでそのまま東京へ。クタクタになって東京につきました。
2007*08シーズンはこんな感じで雪遊びをしました。
コンディションが最もよかったのは、初滑りの立山ですね。びっくりするような軽い雪質でした。それ以外では谷川岳のマチガ沢滑降とよろしくない経験としては輝山で道にまよってヘッドランプで下山したことが印象的なシーズンでした。
at 放山 rider IMR
今年はスプリットボードを活用した登山色の濃いバックカントリーをしていきたいとおもいます。
2008年シーズンの雪遊びの振り返り
11月23日24日 立山初滑
ブルークリフツアー。全山劇パウの驚愕パウダーでした。
GENTEMSTICK FLOATER168.
ブルークリフツアー。GENTEMSTICK FLOATER168。板を持て余して凹む。
2月4日 一の瀬髭
SUPERMODEL Xではじめての山。２本目がものすごく印象に残る。ブルークリフツアー。
2月9日 日本海遠征。恒例メンバでのツアー。
斜面よし飯よし！日本海山域はあなどりがたし。
劇パウ。あきれるほど雪があって、リフト発掘してました。
2月23日24日 四つ岳＆輝山
恒例メンバでのツアー。両日ともに敗退・・とくに２日目は道にまよってしまいヘッドランプで下山。おりたらパトカーでてました・・
3月8日 白馬乗鞍
会社メンバで。天狗原まで。
恒例メンバでのツアー。ものすごく充実感があった。
5月2-6日
北穂高岳＆飛騨沢
平湯（車泊）上高地→涸沢ヒュッテ（泊）→北穂高岳（滑）→涸沢ヒュッテ→（泊）→槍沢ヒュッテ（泊）→槍沢→飛騨乗越→飛騨沢（滑）
ゲレンデ遊び
12月15日 かぐら＆苗場
H川と。かぐらがありえないめちゃ込みだったので・・苗場に転進。
12月31日-1月4日
札幌ステイ（キロロ、札幌国際、テイネ）
立山にはまだ雪はない。
わかっていたのですが、KTOKと出撃してきました。
やっぱり雪はありませんでした。
雷鳥沢を半分ほど登ったところでガスがでてきたのでドロップ。久しぶりのスノーボードしました。やっぱりいいですね。
土曜日の夜から雪。積もりそうです。
しばらくふりつづきそうなので３連休は楽しみですね。
わたしはいけませんが・・
昨年の奇跡のパウダーに比べるとちょっと寂しい初滑りの立山でしたが、それでも雪山は雪山。落ち着きます。とくに雪がないからなのか人がとてもすくなくて静かなのがいいです。３連休はたくさんの人でにぎあうでしょうけど。
シーズン一発目の足慣らしと思えばこんな感じでよろしんじゃないでしょうか。久しぶりに使った一部装備に不具合があってそれを発見できたのもよかったです。
早めに撤収したので帰りに葛温泉高瀬館へ。
紅葉がすばらしく今回一番のハイライトはここだったかも。
ＧＷを使って北穂高と飛騨沢滑ってきました。
1日だけ雨でしたがそれ以外は天候にも恵まれました。
残念だったのは、槍沢を登ってるときに長野県警のヘリが・・・。
滑落してなくなられた方をホイストしていきました。
前夜は激しい雨だったのが明け方はマイナス11度まで冷え込んだためなにこまも氷でカリンコリンでした。
吊り上げられていく方をみたとき、正直、凹みました。
初日は快晴。
上高地から5時間の登り・・25kg近いフル装備なのでへとへと。
2日目：北穂高山頂ドロップ。北穂高沢を滑って登り返してから沢側へもう一回滑る。
4日目：飛騨沢滑降
槍沢のぼって飛騨沢を滑る。
滝谷から下はすさまじいデブリ。白出沢までものすごく苦戦。
下山したら19時。バスもタクシーもなく車まで帰れません。ブルークリフに電話して素泊まり宿を紹介してもらいました。
5/2 平湯車泊
5/3 上高地ー涸沢ヒュッテ
5/4 涸沢ー北穂高岳ー北穂高沢を滑るー登り返すー山頂から涸沢へ滑るー涸沢ヒュッテ
5/5 涸沢ー槍沢ロッジ（移動日）
5/6 槍沢ー飛騨乗越ー飛騨沢滑る
Ｋさん、黒ちゃんとのトリオで谷川岳へ出撃。
当初はBURTONのスプリットボードを投入して芝倉沢かヒッツゴー沢にいく予定だったのですが、事前に情報を集めていたら、ボトムにおりてからの下山ルートで苦戦しそうだったのでマチガ沢を第一候補に。
天神平からハイクアップ開始。今日も板はSUPER MODELを投入。ほんとに調子いい板です。
西黒沢をみながらのハイクアップだったのですが、西黒沢にはデブリもなくコンディションよさげです。降りちゃおか・・という誘惑もありましたが、我慢してさらにハイクアップ。
雪がまだ堅く、アイゼンがガツガツ刺さる状態なので、肩の大斜面を滑ってくる人はカリカリとした音をたてていてあまりよさげじゃない模様。そこで、雪がゆるむまで肩の避難小屋で待機することに。
1時間ほど待機した後で山頂へ。
パーフェクトコンディションのマチガ沢が出迎えてくれます。
アドレナリンが体から分泌されるのがわかります。引き返すのはありえん！行くしかない！
さて三の沢からいくか、四の沢からいくかですが、地元のローカルライダーの人に、四の沢のほうがいいですよ（三の沢の奥のラインに滝があるそうな）とのことなので四の沢に決定。
山頂でドロップ準備。
そうこうしてるうちに先行パーティがドロップ。
俺たちもドロップポイントに移動。まずＫさんドロップ。
rider K / photo miya
無線で状況をあげてもらう。
俺ドロップ。たぶんすべっていたのは1分ちょいでしたが極上の1分でした。今回は心拍計をつけていたのですがこの1分強の滑りでmax153まであがっていました。
中間地点でおれ合流。
rider miya / photo K
今度はkuroさん合流。
rider Kuro / photo miya
上をみあげると大きな雪庇がモコモコあります。
気温もあがってるので崩落が起きる前にいち早く安全地帯へいかねば・・ってことで先をいそぎつつボトムへ。
ボトムまできて危険地帯を脱出しようやく緊張を解く。
アイスバーンや降雪直後のマチガ沢は俺のいまの技術と体力では命がいくつあっても足りそうにないですが、今日のようなコンディションとルートだとほんとに充実した1日を過ごせます。
帰りの車の中でも、今日のいろいろなシーンを思い出してしまいついニヤニヤしてしまいまほどでした。
白馬乗鞍いってきました。
最初は雲の中だったので視界がわるかったのですが成城小屋をこえたあたりから雲の上にぬけてきて快晴に！
2時間ちょい歩いて天狗原まで到着。
すばらしい景色なのですが風がびゅーびゅーで寒いです。
乗鞍の山頂まであがって滑ろうかとおもっていたのですが、大斜面にはちょっとした雪崩の後が。なんかやだなとおもって眺めてたら、さらにすべってきたスノーボーダが雪をきってしまい雪崩が・・雪崩の中に人が流されていくのがわかります。
その下にも2名の人がいて雪崩にきがついてないので周囲の人と大声で叫んで伝えようとしたのですが風が強いのか声が全然つたわらないです。
結局、雪崩の規模は小さくすぐにとまったので流された人も埋没せずに大丈夫でした。
なんかやなものみちゃったので、登らずに天狗原からあっさりまったりドロップすることに。
rider K
rider E
下山後はそのまま車とばして東京へ。
24時間ジャストで帰宅という速攻でした。
白馬まできてゲレンデだと日帰りはあまりにもやる気しないですが、山を滑る分には全然充実です。
天気済みながら白馬日帰り。癖になりそう。
平湯２日目。
天気予報では強烈にびゅーびゅーな予報だったのですが朝おきたら天候が落ち着いてます。
積雪は宿のまわりで30センチ強。これは期待できます。
これはいかねば！ってことで、安房山を目指します。
が、中の湯温泉の入り口のゲートが閉鎖で入れず・・
で輝山へ転進します。
下山エリアに車をデポして登り始めたのが１０時３０分。
当初のコースではないだけに出撃がおそくなってしまいました。
最初は平湯峠への道にトレースがあったのでそれを拝借してあがります。
ノーマルルートではすぐに尾根にとりついて山頂にあがっていくのですが、えんえんとトレースは平湯峠のほうへ。まあ使っちゃおうってことでトレースをつかってズンズンあがっていくと、１時間ちょっとで平湯峠へ到着。
が・・ここでトレースが終わってました。がーん・・この人はたんに散歩の人だったのね・・
こっから尾根にとりついて劇ラッセルの開始です。スノーシューで先頭にたってみたのですが腰ラッセル。。つらい・・
ラッセルがきびしくてペースがあがらず予定より大幅におくれて２時３０分にようやくドロップポイントへ。
どんどんおります。
が、途中で降下ポイントをまちがってしまい沢へ・・滝をたかまきしたりで苦労しながら下山しましたが、ついにヘッドランプまで登場。
下山したら夜の８時でした・・。
平湯温泉のバスターミナルまであるいてもどったら警察の人が「峠のあの車はみんなのですか？」と・・
車がおきっぱなしってことで遭難か？と気にしていたそうです。
大騒ぎになってなくてよかったーーと思う一方で、
１、ドロップ時間が遅すぎ
２、この時点でのぼった斜面をおりるべきだった
３、途中で降下ポイント間違えた時点で登り返してノーマルルートにいくべきだった・・
ってことで判断ミスがいくつかかさなったわけですが、まあ降りて来れたのでこれも経験の肥やしってことで。。
それにしても行動時間１０時間。ほぼ滑った記憶なしでひたすらラッセル＆下山ルートさがして歩くってことで冬山登山でした（笑）
