Kさん、黒ちゃんとのトリオで谷川岳へ出撃。
当初はBURTONのスプリットボードを投入して芝倉沢かヒッツゴー沢にいく予定だったのですが、事前に情報を集めていたら、ボトムにおりてからの下山ルートで苦戦しそうだったのでマチガ沢を第一候補に。
天神平からハイクアップ開始。今日も板はSUPER MODELを投入。ほんとに調子いい板です。
西黒沢をみながらのハイクアップだったのですが、西黒沢にはデブリもなくコンディションよさげです。降りちゃおか・・という誘惑もありましたが、我慢してさらにハイクアップ。
雪がまだ堅く、アイゼンがガツガツ刺さる状態なので、肩の大斜面を滑ってくる人はカリカリとした音をたてていてあまりよさげじゃない模様。そこで、雪がゆるむまで肩の避難小屋で待機することに。
1時間ほど待機した後で山頂へ。
パーフェクトコンディションのマチガ沢が出迎えてくれます。
アドレナリンが体から分泌されるのがわかります。引き返すのはありえん!行くしかない!
さて三の沢からいくか、四の沢からいくかですが、地元のローカルライダーの人に、四の沢のほうがいいですよ(三の沢の奥のラインに滝があるそうな)とのことなので四の沢に決定。

山頂でドロップ準備。
そうこうしてるうちに先行パーティがドロップ。
俺たちもドロップポイントに移動。まずKさんドロップ。
rider K / photo miya
無線で状況をあげてもらう。
俺ドロップ。たぶんすべっていたのは1分ちょいでしたが極上の1分でした。今回は心拍計をつけていたのですがこの1分強の滑りでmax153まであがっていました。
中間地点でおれ合流。
rider miya / photo K
今度はkuroさん合流。
rider Kuro / photo miya
上をみあげると大きな雪庇がモコモコあります。
気温もあがってるので崩落が起きる前にいち早く安全地帯へいかねば・・ってことで先をいそぎつつボトムへ。
ボトムまできて危険地帯を脱出しようやく緊張を解く。
アイスバーンや降雪直後のマチガ沢は俺のいまの技術と体力では命がいくつあっても足りそうにないですが、今日のようなコンディションとルートだとほんとに充実した1日を過ごせます。
帰りの車の中でも、今日のいろいろなシーンを思い出してしまいついニヤニヤしてしまいまほどでした。