「この時期にしか食べられない絶品の上海蟹があるよ」。
取引先のO社K社長のお誘いで一緒に上海蟹を食べにいきました。
俺自身はうまいものはもちろん好きだけど親の代もそのまた親の代もさらにその親の代も先祖代々で筋金入りの質より量の食生活をすごしてきたために、「味」への反応がすこぶる鈍いわけです。
ところが親の代からのセレブなKさんの選ぶ店。
質より量にしか感動しない俺が、「なんじゃこの蟹!?」と驚いてしまった絶品の蟹といえばそのうまさが多少はイメージつくもんではないでしょうか。
酔っ払い蟹(老酒漬け)、蟹をいためたもの、最後の蟹そば、にいたるまで、「なんじゃこの濃厚な味は!?」の連発。
さらに上海蟹をオスとメスのセットで喰ったのですが、オスはめったに食べられないにもかかわらず、今日はいいオスがはいっているとのことでしっかり喰いました。
お酒もすすめられるままに白ワインをあわせてもらって、コルトンシャルルマーニュをがん飲み。これもめちゃうま。
前半は蟹のうまさについ仕事の話はすっかり忘れ、後半は今度はワインのみまくりで仕事の話どころではなく・・・いっしょにいた人はなぜか大胸筋にとくによくきくという特殊なフォームの腕立て伏せまではじめるわでなかなかおもろい贅沢な秋の蟹ナイトでした。