ここのところ出張が多かった。泊まりならばまだしも日帰りばかりだ。あわただしいったらありゃしない。さらにめったにいけないところにいく以上、出張先でのスケジュールも、ぎちぎちに押し込むのであわただしくなるし…
そんなあわただしいなかで、移動の時間は本がとてもゆっくり読めるのが楽しみ。
「無人島に生きる十六人」。
明治時代に船が遭難し無人島に流された16人が、知恵と工夫で家を作り見張り台を作り海亀牧場を作りアザラシと友達になりっていう内容。
無人島に流された初日に作ったルールがとてもよくて
1.島で手に入るもので暮らしていく
2.できない相談をいわないこと
3.規律正しい生活をすること
4.愉快な生活を心がけること
なわけ。
シンプルだけど無人島でサバイバルするために大事な原則が盛り込まれたルールな気がする。
無人島では、「道具がないからどうしようもない」とか「早く帰りたい…」とか「なぜこんな目に会うんだ…」っていう後ろ向きで愉快じゃない精神が大敵なんだそうな。
にしてもである。
無人島に漂着した初日に、自分の不運を嘆かずにこんな超前向きなルールをさくっと作って16人が一丸となっちゃう明治時代の日本人ってすごいよなあ。
普通ならばしばらく立ち直れないっつうか、16人もいれば一人くらいは愚痴愚痴いいそうなものだが…
ハワイ人の祖先はかつての縄文日本人が船で航海して移住した人々であるという説を読んだことがあるが、農業イメージがとても強い日本人だけど、もともとは外に外にでていく冒険心にとんだ海の民族なのかもなあ。
もう1冊おもしろかったのが、「世界遺産知床の素顔 厳冬期の野生動物王国をいく」。タイトルそのままの、あまりの過酷さにフィールドワークが行われていなかった知床の厳冬期のルポ。
シカや熊やワシがうじゃうじゃいるわけ。すげえぞ知床。いきたいなあ。
そんなあわただしいなかで、移動の時間は本がとてもゆっくり読めるのが楽しみ。
「無人島に生きる十六人」。
明治時代に船が遭難し無人島に流された16人が、知恵と工夫で家を作り見張り台を作り海亀牧場を作りアザラシと友達になりっていう内容。
無人島に流された初日に作ったルールがとてもよくて
1.島で手に入るもので暮らしていく
2.できない相談をいわないこと
3.規律正しい生活をすること
4.愉快な生活を心がけること
なわけ。
シンプルだけど無人島でサバイバルするために大事な原則が盛り込まれたルールな気がする。
無人島では、「道具がないからどうしようもない」とか「早く帰りたい…」とか「なぜこんな目に会うんだ…」っていう後ろ向きで愉快じゃない精神が大敵なんだそうな。
にしてもである。
無人島に漂着した初日に、自分の不運を嘆かずにこんな超前向きなルールをさくっと作って16人が一丸となっちゃう明治時代の日本人ってすごいよなあ。
普通ならばしばらく立ち直れないっつうか、16人もいれば一人くらいは愚痴愚痴いいそうなものだが…
ハワイ人の祖先はかつての縄文日本人が船で航海して移住した人々であるという説を読んだことがあるが、農業イメージがとても強い日本人だけど、もともとは外に外にでていく冒険心にとんだ海の民族なのかもなあ。
もう1冊おもしろかったのが、「世界遺産知床の素顔 厳冬期の野生動物王国をいく」。タイトルそのままの、あまりの過酷さにフィールドワークが行われていなかった知床の厳冬期のルポ。
シカや熊やワシがうじゃうじゃいるわけ。すげえぞ知床。いきたいなあ。