上野に引き続き日帰りの強硬日程でいってきました。
入り口にはいるといきなりこんな大壁画。実際は高さが4メートルくらいでしょうか。記念撮影スポットになっていました。
見た人のコメントを寄せられるコーナがあるようなのですが(自分はどこにあるかわからなくて書けなかった・・)、「感動」「よかった」「涙」に埋め尽くされています。
で、実際に中にはいると・・ここからは一切撮影禁止ですので写真なし。ネタばれも不粋なのでなしで。
2度目ですが・・出る時に不覚にも涙ぐんでしまいました。新しい発見もあって、とくに最大の収穫はなぜ「マンガ展」というタイトルなのかですね。
あえて小理屈をこねまわすと、小説には「穴の中に落ちる」と「穴から這い上がる」の二つしか小説の型はない、と村上龍が喝破したらしいのですが、この類型でいくと、武蔵は深く真っ暗な穴の中に小さい頃から落ちていて、そこから無理矢理這い上がろうとし、斬りまくりようやく穴からはいあがったとおもって剣の意味が変わってきて天下無双を知るというパターン、でクライマックスへ、という感じだろうか。
そういう野暮な分析抜きにとにかく素晴らしい体験です。新しいエンタメです。仙台もいきます。